お茶の世界を知るための最短ルート、知っていますか?

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こんばんは。清水です。

10月なのに昼は真夏日が続いていますが、朝晩はめっきり寒くなりました。
体調はいかがでしょうか?

さて、先日、「お茶の分類」について、記事を書きました。
「うわ、全部覚えるの?面倒くさそう……」
と、思った方もいらっしゃったかと思います。

私も、実はそうです(^^;)
未だに主要銘柄すら覚えきれていないし、聞き茶なんて到底無理です。

勉強中の私ですが、誰だったかに教えてもらった、「お茶の世界を知るための最短ルート」を教えてもらったので、ご紹介します。

 

1.好きな銘柄を見つける

私にとっては、凍頂烏龍茶と金駿眉がこれにあたります。
印象が薄いものを記憶に残そうと思っても、なかなか難しいものです。
ならば、発想を逆転させて「また飲みたいな」と記憶に残るお茶を見つけてください。

好きな銘柄がみつかったら、そこから広げていきましょう。
お茶に詳しい店主さんなら、
「○○みたいなお茶が好きなのですが……」
と相談すると、好みのお茶を探すお手伝いをしてくれますよ。

2.たくさんの種類を飲む

1.にも通じることですが、お茶の種類は中国茶だけでも千種類以上あるといわれます。
いろいろな種類を飲んで、「あ、これいいな!」と思うものを見つけてください。

可能であれば、同じ銘柄でも等級が高いものを選んで飲むとよいでしょう。
等級が高いということは、その銘柄が「これがウチの目指す姿!」と思うお茶です。
個性が強く出ますのでインパクトが残りやすく、おいしさがストレートに伝わるといわれます。
ただし、くれぐれもお財布と相談の上で。

また、「とにかく高価な茶を飲めばいい」ということではないので、ご了承ください。
残念ながら値段や知名度だけが、独り歩きしているお茶もあるそうです……

3.何回も飲む

味覚は、鍛えることができます。
最初は「なんか全部同じ味っぽい……」と感じられても、
何度か飲むうちに、「あ、この銘柄は、こういう味なんだ」という記憶が蓄積されます。

そうなると、このみの基準が明確になってきます。
「渋いものが苦手」「甘い匂いが好き」など、自分なりの価値観が生まれてくることでしょう。

4.味わって飲む

心を穏やかにして、味わって飲みましょう。

そして、感じたことを自分の言葉で表現してみましょう。
同じ「甘い香り」でも、金木犀、柑橘系、シナモン(肉桂)、ランの花……と、微妙に違います。

表現しようと意識するだけで、より深く観察するようになります。

5.仲間と飲む

味の好みは千差万別です。
コーヒーが好きな人、ワインが好きな人、スイーツが好きな人……
多様な味覚の価値観のもとでわいわい論じながら飲むことで、自分が気づかなかった味の視点を得ることができます。

また、中国茶は出がすごく良いので、同じ茶葉で4煎5煎と飲み続けることができます。
加えてパック詰めされている量も、本場だと600g(120回分)、300g(60回分)という単位で売られています。
いろいろな種類を飲みたい場合、仲間とシェアすることが一番手っ取り早い方法です。

更に、一度に複数種類のお茶を並べることができるので、具体的に比べる対象ができます。
「私はAのほうが好き。」「Bは、味が強いね」
など、繊細な違いを比べながら飲むことができます。

 


私が中国茶部を立ち上げたのも、
「茶飲み友達がほしい」という下心があったためです。
何より、みんなでわいわい飲んだほうが楽しいし、同じお茶でもおいしく感じられるから。

 

小難しいことを書きましたが、
中国茶部は、「うまい茶とうまいスイーツを、楽しく飲み食いできる機会ができれば最高!」
という、至極単純な理念の部です。

極めたい方も、まったり飲みたい方も、ぜひグループにご参加ください。

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