【第13回⑧LP部:活動報告】iDeCo(個人型確定拠出年金)を学ぼう〜失敗しない為のiDeCoの活用方法〜
【開催日】
2017年3月
⑧ライフプランニング部:部長の西垣です。^ ^
今回は、今巷でも話題になっているiDeCo(個人型確定拠出年金)
『iDeCoって耳にはするけど、よくわかんなーい。』
という方向けに開催しました。
【前半】
iDeCoのメリットとは⁉️
1️⃣掛け金が全額所得控除となり、所得・住民税が安くなる。
つまり、課税対象所得が400万円の方が毎月23,000円を掛けた場合、
年間で約83,950円の所得・住民税が安くなる。
<利回り計算をした場合>
83,959円÷276,000円(掛金年額)=約30.4%
<30年の通算税金軽減額を計算をした場合>
83,959円✖️30年=2,518,770円
凄いっすねー‼️
iDeCoを活用すると、まずはこのメリットが1番大きいです。^ ^
2️⃣運用益が全て非課税になる。
これは運用の結果次第という点もありますが、
別に無理してリスク性商品にしなくても安全な預金系もあります。^ ^
3️⃣受取時には退職金や年金として所得控除が適用される。
例えば年金保険の積立等ですと
一時所得課税
(満期保険金額-支払保険料-50万円)÷2=課税対象所得額
になるのに対し、図の例ですと2,060万円までが非課税となる。
先述の例で、276,000円(掛金年額)で試算すると、38年続けた場合
276,000円✖️38年=10,488,000円(±運用益)となり、まず非課税枠を超える事は無いように思えます。
ただ、普通に会社からもらう退職金も合算計算になると思うので、多額の退職金をもらう方は注意が必要ですかね。
iDeCoだけの場合ですと、
受取時も全額非課税になる可能性が高いと言えます。
iDeCo、なかなか良い制度に思えますね。^ ^
ただ、注意して欲しいのがデメリットの部分。
iDeCoのデメリットとは⁉️
60歳まで1円も引き出せないという点です。
子どもの教育資金や住宅購入資金には全く使えない
という点は、将来の必要な金額と時期を加味して決めていきたいところですね。
【後半】
運用商品の選び方を知る。
iDeCoを活用する上で必ずぶつかると言っても良い壁はコレ。
投資信託で運用する場合、
『で、結局何で運用すればいいの??』
という悩みをよく聞きます。
ちなみに各商品のリスク・リターン表は⬇︎。
色んな投資信託を組み合わせて、ポートフォリオ(資産配分)を決めていきます。
コレについては答えは無いのですが、まずは
年代別・慎重・バランス・積極派別のポートフォリオについて説明しました。
<参照元:やさしい投資信託のはじめ方>
http://www.toushikiso.com/tumitate/start/age_example.html
<20代〜30代向けのポートフォリオ>
<40代向けのポートフォリオ>
<50代の方向けのポートフォリオ>
<60代の方向けのポートフォリオ>
年代が高くなる程リスク商品を抑えるのがセオリーです。
参加者で既にiDeCoや401kをしている方がいたので、
実際にどんな運用をしているのか資料を見てシェアさせてもらいました。
『アメリカが伸びると思うから、全部外国株式にした。』
『よくわかんないから、バランス型にした。』
などなど。
色んな意見で決めているようですね。
ただ、1番大切な事は
『ほったらかしにしない。』
という事だと思います。
どんな運用をしても相場は神のみぞ知る世界。
またリーマンショックのような暴落がある事も十分考えられます。
その時に、大切な資産を上手に攻めたり守ったり動かせるように
『今の世界経済はどう動いているのか??』
『損益確認の仕方はわかるか??』
『資産配分を変える手続きはすぐできるか??』
は把握しておくとリスク回避もしやすいですし、運用が楽しくなると伝えました。
最後に集合写真⬇︎
お金の事を楽しく学んだり情報共有できる場を継続していきたいな。^ ^
以上です。
また色んなテーマを開催していきますので、お楽しみに。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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