中国茶部よりお茶の紹介~鉄観音~

こんにちは。中国茶部の清水です。

台湾に行ったガッキーから、お土産で【鉄観音(てっかんのん/ティエグアンイン)】をいただきました。

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鉄観音といえば、福建省の「安渓鉄観音」と、その樹と製法を台湾に伝えた「木柵鉄観音」が有名です。
が、これは台湾でも木柵以外の場所で育てた鉄観音だそうです。

なぜ「鉄観音」という名前になったかは諸説あり、
「夢の中で観音様が『この樹で作りなさい』と示してくれた。」
「名所の観音石の近くに生えていた樹からつくったため。」
などなど、いろいろな話があります。

味わいは、
「日本人がイメージする(某社の)ウーロン茶」が一番近いです。

発酵も焙煎もしっかりさせているので、
茶液の色もしっかり茶色をして、香ばしさと苦味、渋みを感じます。

ただ「にがーい!しぶーい!」ではなく、
その後からふわっと柑橘類のようなさっぱりと甘い香りが口の中を満たします。
紅茶とほうじ茶の中間といったような、もっと深みのある味わいです。

中国茶に珍しく、しっかり渋みがあるので、口の中がとてもさっぱりします。
これはバターたっぷりのパイナップルケーキと相性よさそう。

 

中国茶をあれこれ飲んでいると、
「あれ?じゃ、今まで飲んでいたのは何だったの??」と迷ってしまうのですが、
初心に戻れるお茶と言えるでしょう。

木柵鉄観音の産地は、台北市内にありMTB(電車)で行くことができます。
茶器の産地【鶯歌(インガー)】と共に、ぜひ行ってみてください。

 

 

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