【🌍⑧外国人交流部:活動報告】zoomで海外在住のゲストとお話しよう!〜🇺🇸アメリカ:NY編〜

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【開催日】

2020年6月

 

🌍⑧外国人交流部:代理部長の西垣です。

 

コロナ禍の影響で自粛が続く中、zoomを使って海外と日本を繋げたイベントを企画しています。

 

第3回目は、🇺🇸アメリカ:NYです。

 

【感染状況】※5/26(火)時点
🇺🇸感染者:1,657,441人 死亡:98,034人
(🇺🇸NY州 感染者:19.9万人 死亡:16,410人)
🇯🇵感染者16,404人 死亡:830人

 

マルハチメンバーでは初期のメンバー:Keiくん(マキシム)方をゲストにお招きし、現地のリアルな情報を教えてもらいました。

 

 

👫ゲスト紹介

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小さなニューヨーカー Kei(33歳)

18歳の時に訪れたニューヨークにハマったのがきっかけで毎年訪れるようになり、2013年に国際結婚をきっかけにニューヨークへ移住し起業。
今現在は自社でニューヨーク旅行者の思い出を共有するコミュニティー「Blgo」の運営や自分自身が合計5万以上のフォロワーを持つ経験を言語化した「フォロワーを1万人以上集めるSNS基礎知識」が学べる無料オンラインスクールを運営しています。
アフターコロナの時代に合わせた新しい価値共有にフォーカスを合わせたビジネスモデルをこの2ヶ月で3つ立ち上げました。

 

 

現在アメリカでは、コロナ禍に加え暴動やデモが多発しています。

特に今回は黒人差別問題についてもKeiくんからリアルな現状を教えて頂き、

『差別はどうして起こるのだろう?』

というテーマで、皆さんで意見交換をしました。

 

 

1️⃣コロナ感染者の推移

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コロナ感染者が発生しはじめた頃からの推移をグラフで見せて頂き、都度どんな感覚だったのかを教えて頂きました。

 

最初はそこまで警戒感が無かったとの事でしたが、急に感染者が拡大してからはロックダウンが発動され、NYから人が消えた。

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NYに長く住んでいるKeiくんも、

『こんなNYを見たのは初めてだ。』と言っていました。

 

普段ではストリートパフォーマーがいたり賑やかな街並みも消え、その人達は日銭が稼げないのでとても困っているとの事でした。

 

参加者からもチャットでたくさん質問を頂き、Keiくんは1つ1つ丁寧に答えてくれました。

 

ちなみに、アメリカではコロナの治療をするのに

【400万円】も治療費がかかるとの事です❗️

※日本で言う健康保険制度が無いからです。

 

国民の70%程は貯金が10万円以下と言われています。

死者数が急に拡大した事も、こんな事が影響しているのかもしれませんね。

 

 

2️⃣デモ・暴動について

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ミネソタ州ミネアポリスで白人警官に膝で首を押さえつけられ亡くなった黒人ジョージ・フロイドの事件をきっかけに、アメリカでは激しいデモ運動や略奪まで起きているとんでもない状況です。

 

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ソーホーの有名なブランドショップの窓は割られまくりで、見た感じだと「お金」に変わりやすいブランドだけが襲撃されているイメージ。僕はスニーカーが好きで一時期バイヤーもやってたんだけど、その時によく顔を出していたショップも軒並みやられていた…

<引用元> Kei:小さなニューヨーカー

ガチ危険な事件は突然に in Soho

 

さて、こんな状況の中で

『そもそもなぜ黒人差別が起こっているのか?』

について現地のKeiくんから教えて頂きました。

 

そもそもこの黒人差別問題は何百年も前から続いている事らしく、

『黒人は警察官には何もするな。』

なんて教育は今でもされているそうです。

理由はそう、殺されるからですね。

 

『死がすぐ日常のそばにある。』

という感覚は日本では考えられないかと思います😥

 

ちなみに歴史的背景では、この黒人差別問題に反対した話。

1968年メキシコオリンピックの時の

【ブラックパワー・サリュート】

についても話してくれました。

 

コレについては長くなるのですが、書かせて下さい。

 

【ブラックパワー・サリュート】

黒人人種差別の機運がまだ強く残るなか行われたメキシコオリンピック男子陸上200m決勝。

1位トミー・スミス、2位ピーター・ノーマン、3位ジョン・カーロスという、3人中2人が黒人という結果に終わった。

1位の、スミス選手と3位のカーロス選手が、黒い手袋を付けて、高く手を掲げている。

これは、ブラックパワーサリュート(Black Power Salute)と呼ばれ、黒人人種差別への抵抗である。

この二人の英雄の行動は、勇気ある行動として今でも語り継がれている。

一見、たたずんでいるだけに見えるノーマン選手。

しかし、この表彰式こそがノーマンさんが、オリンピックという輝かしい舞台から姿を消してしまった原因なのである。

なぜこの表彰式のせいで、ノーマン選手まで?と思ったかたもいるだろう。

3人の左の胸元に注目してほしい。

3人とも同じ、円形の白いバッジを身に付けていることにお気づきだろうか。

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このバッジは、ほぼすべての黒人選手がオリンピック期間中に身に付けていたという、人種差別への抵抗のしるしだ。

それを白人であるノーマンさんが身に付けている。

今では、あまり知られていない、第三のヒーローがそこにいたのだ!

かねてから、ノーマンさんは、

【神を信じ、人類は平等だ】

と信じていたことから、そのバッジを他の選手から借り、付けることを決めた。

さらには、もともとスミス選手だけが付ける予定だった黒い手袋。

それを片方ずつ二人で付けることをアドバイスしたのもノーマンさんだ。

そのときに、ノーマンさんが言った言葉。

『“私はあなたとともに、立ち上がる(I’ll stand with you.)”』

 

 

ノーマンさんはキリスト教信者で、その教えを貫いた訳ですね。

この教えの中に、差別問題を解決するヒントがあるのでしょうか。

 

差別には、

白人が黒人を差別する。

黒人がアジア人を差別する。

という事があるそうです。

アジア人だって例外ではありません。

海外では、日本人も中国人も韓国人も見た目の区別もつきにくく、差別的な経験をされた方もいるのではないでしょうか?

 

ちなみにKeiくんは、

『差別は無くならない。』と言っていました。

あまりにも根が深すぎる問題です。

 

ただ、『日本人だから関係ない。』ではなく、一度人種差別問題について考えてみてはいかがでしょうか?

 

また、誤解があってはいけないのですがデモには

【破壊・略奪・平和】の3つの種類があるそうです。

 

平和を主張するデモもたくさんあります😊

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Keiくん曰く、

『アメリカ人は団結力が強いので、デモをする。』

との事です。

 

さて、コロナの問題もさる事ながら、この黒人差別問題の着地はどうなるのか。

 

平和に解決して欲しいなと願うばかりです。

 

 

3️⃣Keiくんの新しい事業

 

コロナは世界中であらゆるビジネスモデルを変えていきます。

詳しくは割愛させて頂きますが、

『NYに行けないけど、NYに旅行したような感覚が得られるサイトを、誰か1人が作るのではなく、仲間を集めてコミュニティで作る。』

との事です。

 

面白いビジネスをスタートするようですね😊

今後の活動に注目していきたいと思います。

 

また、参加者と

『コロナ禍の影響を踏まえて、今何を感じてる?』

という事を意見交換しました。

新しい時代に向けて、皆さんが何を感じて、何をやろうとしているのかを共有するのも楽しいですね。

 

参加者からも『楽しかった!』『刺激がもらえた!』と嬉しいお声をたくさん頂きました。

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またこんなイベントを開催していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

以上です。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

⑧外国人交流部:代理部長:西垣 直人

 

 

今後のイベントにご興味をお持ち頂ける方は、FBグループページに参加リクエストをお願いします。

🌍⑧外国人交流部

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