【第21回⑧LP部:活動報告】投資の基礎の基礎、ど素人のスタート講座
【開催日】
2017年9月
⑧ライフプランニング勉強部:部長の西垣です。^ ^
今回は、なんと嬉しい事にメンバーから
『投資の事をど素人でもわかるように基礎の基礎からやって欲しい❗️』
というリクエストを頂き開催しました。
部活動運営をしていて、こういうリクエストがあるのがとても嬉しいです。^ ^
という事で、開催内容⬇︎。
1️⃣投資の基本的な考え方
まずは、
『商品のリスク・リターンをきちんと知りましょう。』
という事をお伝えしました。
銀行・証券・郵便局などなど、今やどこでも投資商品を勧められる時代ですが
【オススメされるがままに買ってしまう。】
というケースが特に投資初心者の方には非常に多いです。
買ったは良いがそれって何で投資をしているものなのかも分からない方も多いので、きちんと商品を知るという事からスタートすると良いと思います。
ちなみに、ざっくりとした各商品のリスク・リターンです。⬇︎
貯蓄状況からもどれだけリスクを取れるか考えると良いですね。^ ^
2️⃣投資の種類と長所・短所
『投資商品っって何があってどんな特徴があるの??』
というところからスタートです。
『巷に出てる本を買って読むのも良いですが、まずは証券会社のHPの投資を学ぶサイトを1から全部読む事。無料ですし初心者にもわかりやすくて良いですよ。』
という事をお伝えし、【SBI証券HP:投資を学ぶ】を見ながら投資の基礎を学んでもらいました。
こんな画面です。⬇︎
国内株式・外国株式・投資信託・債権・FX・先物(オプション)・金(プラチナ)
と、これだけの投資対象があり初心者はもう訳が分からなくなってしまいますね💧
と、まずは基本で伝えたのが【株式と債権の違い】
【債権】(借用証書みたいなもの)
・価格:途中で変動するが、償還時には100が100で帰ってくる。
・利息:固定
【株式】(応援資金みたいなもの)
・価格:途中で変動し、価格はいくらになるのかは不確定。
・配当金:変動
つまり、
・ハイリスクハイリターンにしたい。➡︎株式投資
・ローリスクローリターンにしたい。➡︎債権投資
という事になります。
ただ、実際に個人向け国債を見てみると
【0.05%】しか利回りが無いんですよね💧
(僕が証券会社で働いていた2006年時は1.5%くらいはありました。)
これじゃあなかなかお金も増えない。
でもいきなり株式投資をするのはリスクが怖い。
という事で、初心者には向いていると言われる投資信託の話をお伝えしました。
こんな内容です。⬇︎
詳しくはサイトに書いてあるので、ココではポイントのみお伝えします。
【リスクを減らす3つのポイント】
①分散投資(商品・通貨)
リスクを軽減させる方法のひとつに「分散投資」があります。
たとえば、企業の株価を考えた場合、さまざまなタイプの株式を組み合わせて持つことで、ある銘柄が下落しても、他の上昇している銘柄が損失を補ってくれるという仕組みです。
投資信託の場合、1本で既に銘柄の分散が行われていますが、地域や通貨など、タイプの異なる投資信託を複数持つことで、さらにリスク軽減効果を期待できます。
②時間分散(ドルコスト平均法を使っての長期投資)
積み立てで長期的に一定金額で購入すると、安い時に口数を多く買い、高い時に少なく買うことで、一口あたりの購入価格を下げることができます。
長期投資に組み合わせると一段と効果的な方法が、時間分散でリスクを抑える「ドルコスト平均法」です。
③複利効果
・単利:「預けた元本のみ」に利息がつく
・複利:「元本+利息」に利息がつく
<例>元本500万円、年利2%で30年の預け入れを考えた時
【単利】 500万円 + 利息300万円 = 800万円
【複利】 500万円 + 利息405万6,808円 = 905万6,808円
つまり、
【商品を分散させてドルコスト平均法と複利効果を使い長期運用をする。】
という事が初心者向け投資の1つの結論です。
当日は具体的な商品を見ていきましたが、ココでは割愛します。
3️⃣投資ではどんな事に注意が必要か??
①定期的に運用状況を確認する事。(チェック)
②余裕資金で投資をする事。(予算)
③何で運用しているかをきちんと知る事。(知識)
【投資は全て自己責任❗️】
ほったらかしにしたり勉強やチェックをしないと痛い目に合いますよ。^ ^
4️⃣実際にどんな事から始めると良いか??
好きなものから始めるのが1番だと思いますが、敢えて挙げると
・外貨建MMF (複利効果狙い)
・バランス型投資信託 (商品分散狙い)
という感じでしょうか。^ ^
あまり確定的に言うとまずいので、この辺で。(笑)
5️⃣収入に対する貯金額や投資額の配分
金融機関の主なものに、【銀行・証券・保険】があります。
コレをバランス良く、ライフプランに合わせて振り分ける事が大切です。
一般的には収入から積立額を算出する際に、
【年収の8%を銀行・証券・保険にそれぞれ分散させる。】
という事が言われています。
<例>年収が400万円の場合
・400万円×8%=32万 (年間)
・32万円÷12ヶ月=約26,000円 (月々)
という感じです。
ただ、実際には
26,000円を銀行・証券・保険のそれぞれで積み立てると
・26,000円×3=78,000円/月々
という事になるので、いきなりやるにはかなりの金額です💧
(ボーナスも加えて平準化して計算しているので。)
まずは銀行・保険でお金の土台と守りを作り、余裕ができてきたら証券の方に振り分けるのが良いかと思います。
それぞれに役割があるので、何かに偏り過ぎるのではなくバランスを大切にして欲しいですね。^ ^
6️⃣ポートフォリオの組み方ってどうすればいいの??
まさか投資の初心者の方からこのテーマが出てきた事がビックリです。^ ^
コレについては、モーニングスター社HPを引用しました。
ポートフォリオとは、資産配分の事を言います。
みなさんがお金を運用するとき、その株式が儲かるかどうか、どの投資信託の分配金が多いかなど、一つの商品を選択することばかりに目を向けていませんか?
実は、どの投資信託で運用するかよりも、みなさんの資産全体をどの資産にどの程度振り分けるかという「資産配分」の方が、資産運用においては重要なのです。
「資産配分」を作った時点でその投資が成功するか失敗するかの大半が決まるとさえいわれるくらいです。では、どのように「資産配分」を決めればいいのでしょうか。
まずは⬇︎のステップが大切です。
ステップ① ライフプランを作成します
ステップ② 1をもとに必要な資産残高の推移を考えます
ステップ③ 2をもとに必要となる運用利回り(何%で運用したらいいか)を決めます
ステップ④ 3から資産配分を決めます
①みなさんの収入、支出、年齢、趣味、家族構成などからライフプランを作成します。
自分の今後の人生におけるイベントを書き出してみましょう。
その際、教育、住宅購入、老後生活の三大資金をはじめ、結婚や出産などの資金なども想定してみます。
②そして、何年後にいくら必要なのかを考えます。
③このライフプランを実現するために必要とする「運用利回り」を計算します。「運用利回り」は現在あるお金を将来決まった金額にするために必要な運用目標になります。
【タイプ1】目標利回りが3%未満の「安定運用タイプ」
【タイプ2】目標利回りが3%以上5%未満の「スタンダードタイプ」
【タイプ3】目標利回りが5%以上8%未満の「積極運用タイプ」
最後に、質疑応答・参加者同士でシェアを行いました。^ ^
短い時間しかとれませんでしたが、実際にお金や投資の事を話せる時間はとっても楽しいですね。^ ^
以上です。
またリクエストを頂ければ出来る限りで何でもやりますので、お気軽に言って下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
⑧ライフプランニング勉強部:部長:西垣 直人
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