【💴⑧LP部:活動報告】保険編:子育て方法のコスパ検証・子どもに依存しない将来設計を語り合う 〜
【開催日】
2019年3月
⑧ライフプランニング勉強部:部長の西垣です😊
今回は保険編という事で、
⭐︎子育て方法のコスパ検証・子どもに依存しない将来設計を語り合う 〜⭐︎
を開催しました。
毎年恒例の大好評企画❗️
今年も毎年とても参考になるお話を頂いている
<河尻 香代子 さん>にご協力を頂き、
【子育て・教育資金作り・親の自立】
について情報共有・意見交換をしました。
1️⃣子育て方法のコスパを考える (前半)
ゲストの河尻さんです😊
河尻さんはお子さんが2人いて、お2人とも大学在学中。
ちょうど1番お金がかかっている時期です。
子どもへのお稽古事、習い事、教材、などなど。
『ネットやチラシで見かける●●、やらせた方がいいのかなぁ??』
『新しく●●の習い事が必要って聞くけど、それってホント??』
『他の家庭は、どんなお稽古事や教育をしているの??』
子育て先輩の河尻さんの経験談を聞きながら、皆さんで何がお子さんにとってコスパの良い教育なのかを考えていきました。
ちなみに結論からお伝えすると、河尻さんの子育てのゴールとポイントは⬇︎です。
⭐️子育てのゴール
1人で行動・生活できるようにする事
【ポイント】
・家事、お手伝いは必ずさせる事
・群れさせない事
・自信と夢を持たせる事
・親も子も何でも面白がる事
ココを大事な考え方として、子どもの教育についてお話を頂きました。
参加者の方々はお子さんがまだ幼児の方が多かったので、まずは幼少期の教育について。
ホワイトボードに今までやってみたお稽古事等を書いてもらい、解説。
⭕️コスパの高かった教育
①英検 (小学生・中学生)
英語教育が大事ってよく耳にしますね。
その影響で幼児の時から英語に触れさせたり、英語の歌やダンスをさせる教室が多いですがコレは
『歌ったり踊ったりさせてような英語教育は全く意味がない❗️』
とバッサリ。
はっきり言いますと、どうせ忘れます。(笑)
必要になる3年前くらいから英検を受けさせるのが1番効果的と言います。
なぜ英検という試験なのかと言うと、
【結果がはっきりわかるから。】
なんですね。
ココでしっかり結果が出せるようになると、
『自分は英語が得意だ❗️』
と思うようになります。
子どもが得意だと思うものを見つけさせ、経験させる事が大事なんですねー😊
費用も5,000円~10,000円なので、コスパも⭕️ですね👍
②漢検 (4歳~5歳)
上記の英検と似ていますが、コレも語学として大事。
そして、英検よりも時期が大分早いのがポイントです。
そもそも文章が読めなくては本も試験問題も読めないので、お話にならない。
【試験はゲーム感覚】
という事を経験させる。
そうすると試験を面白がるようになり、勉強しないと受からない悔しさも経験させられます。
実は漢検は【10級】からあり、幼い年齢からでもチャレンジできるんですね。
教材や試験費用も安く済むので、コスパも⭕️ですね👍
<公益財団法人:日本漢字教育検定協会>
https://www.kanken.or.jp/kanken/meyasucheck/
③パソコン・スマホ
昔と変わって最近はPC・スマホ(タブレット)の使用がマストですよね。
よく何歳から触れさせる問題が言われますが、コレは触れさせた方が良いとの事。
大人でも使えないと困りますもんね。
子どもも大人も一緒。
何でも新しいものに触れさせて面白いがらせる事が大事ですね。
費用は親のものを触れさせればいいので0円。
コスパもバッチリ👍
④運動
水泳などの運動系のお稽古事は凄く大事❗️
なぜかというと、【体力作り】になるから。
何をするにも体力が基本です。
子ども時から遊ばせたり運動系のお稽古事をさせるのはとても大事ですね。
コスパも3,000円~5,000円で⭕️ですね👍
⑤本を読む習慣
②の漢検にも繋がりますが、漢字が読めるようになると本が読めるようになります。
この習慣が大事。
子ども向けの本ではなく、親が読む本を一緒に読んだりそっと置いておく事も効果的。
ちなみに河尻さんのお子さんは小さい時に宇宙の本を好んで読んでいたそうです。
また、以前のイベントでご紹介したオススメした本はコチラ
⬇︎
大学生になった長男さんも、東京へこの本を持っていったそうです。
親も子も良書に触れましょう📚
ちなみに費用は本代だけなので、コスパも⭕️ですね👍
❌コスパの悪い教育
①早期の英語教育
上記の英検で触れた部分です。
英語教育は焦らなくても大丈夫ですよ😊
②中途半端なバレエ・バイオリン等
よくやらせがちですが、コレもコスパを考えると❌との事。
どうしても子どもがやりたいのであれば、
【●●の試験(発表会)に出で結果を出す】
という事を親と子どもが合意形成する事が大事。
この事も後半の
【5080問題・4070問題】
で繋がっていくところです。
いう事で、子育てで聞きたい事を先輩ママさんの河尻さんと参加者で楽しく意見交換が出来ました。
こういうちょっと先をいっている人からの意見が聞けるのはとても有意義ですね😊
参加者も大変喜んで頂きました。
2️⃣親も子も自立して生きていく将来設計を考える (後半)
後半は西垣にバトンタッチし、リアルなのお金と将来設計のお話😊
実際に起こっている社会問題もみんなで考え、
親も子も自立していける将来設計について情報共有・意見交換をしました。
①8050問題・7040問題
【8050問題】ってご存知ですか??
子どもが引きこもりになってそのまま50代になった時、
80代の親の財産を食い潰すというケースです。
(7040問題とも言われます。)
実際に起こっているケースの記事をみんなで情報共有。
<ケース>
高度経済成長期とバブル期を駆け抜けた年収1,000万円以上のモーレツサラリーマンの父親の家庭。
家や子供の事は全て専業主婦である妻に任せ、本人は接待飲食・ゴルフ・旅行に明け暮れる。
教育熱心な母親は、女も手に職を持たせるべきだという考えで音楽で身を立てさせようと2人の姉妹に幼い頃から楽器を習わせ、マイホームに「音楽室」を作った。
長女は挫折し、それが原因でうつ病を患った。
一方、次女は音楽講師の資格を得て、全国に教室を持つ会社に就職し、教室を任されたものの、独善的な指導法で生徒が離れ、会社ともめて20代後半に辞職。
以降、社会との接点を一切、断った。
その後、次女は引きこもりになり次の事を言う。
「私が働けないのは、家族のせいなんです。だから私は働かなくてもよくて、家族が私を食べさせるのは当然のことなんです。私の20年を返してほしい」
次女は父親に、月5万円の仕送りを要求し、食事は父親名義の携帯でケータリングを取り、父親が代金を支払っていた。
父親は、家族が次女にいかに苦しめられてきたかを訴える。
「母や姉に暴力をふるう。怒って興奮すると一晩中でも怒鳴り散らす。だから、2人を逃がしたんです。僕は次女と暮らしていましたが、台所も風呂も使わせてもらえず、一晩中説教される生活に耐えきれず、家を出ました。家賃だけで、退職金の1千万円を使い果たしました」
17年12月末、次女は支援員の説得で家を出た。
アパートは既に確保してあり、生活保護を受給して暮らすのだ。
次女が去った家には、ケータリングの残骸が足の踏み場がないほど、うずたかく積み上がっていた。
さてさて、皆さんこの記事を読んでどう思われますか??
記事の最後の一文でポイントをお伝えすると、
・親は子どもを振り回さない。
・過剰に期待を寄せたり、一つの価値観で道を決めたりしない。
・子どもの生き方の多様さを認める。
というところでしょうか??
参加者の意見でも、
【想像以上に先のタイミングで発生する事だと感じた。】
という言葉が印象的でした。
もちろん、皆さんのお子さんはこうならないように、
事例をしっかり受け止めて親と子の自立を考えていきたいですね😊
②子どもの教育資金+親の老後資金がいくらかかるのかを知る。
実際にいくらのお金がかかるのか??
コレを知る事がまず大事です。
知ってさえいれば将来かかる事は目に見えるので逆算して対策が打てます。
ちなみに、子どもにかかる教育資金は0歳~社会人になるまでで
【約2,000万円】
と言われています。
データ集からの数値では一般的に⬇︎のお金がかかり、公立・私立で大きな差が出ます。
<文部科学省「子供の学習費調査」(平成26年度)より>
【幼稚園(3年)】
・公立:666,792円
・私立:1,494,024円
【小学校(6年)】
・公立:1,930,248円
・私立:9,214,734円
【中学校(3年)】
・公立:1,445,523円
・私立:4,015,869円
【高校(3年)】
・公立:1,229,937円
・私立:2,985,885円
【大学(4年)】
・国立(自宅):549万円
・国立(下宿):846万円
・私立文系(自宅):704万円
・私立文系(下宿):984万円
・私立理系(自宅):837万円
・私立理系(下宿):1,117万円
・オール公立(大学は国立:自宅)の場合:約1,076万円
・オール私立(大学は私立理系:下宿)の場合:約2,888万円
そして、子どもが独立した後は親の老後が待ってますね😊
コレについては、サンプルの分析資料でいくらの老後資金の貯蓄が必要なのかをお伝えしました。
【前提条件】
※2019年3月現在での年金保険制度で計算
・夫婦は同い年と仮定
・夫婦の老後の生活費はゆとりを含めて30万円/月々
・夫は22歳~60歳まで厚生年金
【ケース1】
※夫の年収600万円・妻が扶養の場合
①夫婦の年金:約23万円/月々 (65歳~)
②夫死亡後の妻の年金:約14万円/月々
③老後の不足金:約2,043万円
【ケース2】
夫の年収600万円・妻の年収300万円の場合
①夫婦の年金:約28万円/月々 (65歳~)
②夫死亡後の妻の年金:約14万円/月々
③老後の不足金:約981万円
【夫婦の老後の不足金(年金)差額】
約2,043万円-約981万円=約1,062万円…①
妻が働くかどうか問題はよく耳にしますが、
妻の年金額が上がる事はあまり気にしない方も多いのではないでしょうか??
もちろん妻が働くと世帯収入も上がるので、世帯収入としても
300万円×0.8%(税金・社保)=240万円(手取り)×30年(30歳~60歳)
=約7,200万円…②
つまり単純計算をすると、
妻が専業主婦のケースと年収300万円で働くケースの差額は
①+②=約8,262万円❗️
これだけの差額が出てくるんですねー。
ただ単純に妻も働けというだけではなく、
こういう事も知った上で子どもも親も自立する為に生き方を考えていく事が大事かなぁと思います。
つまるところ、子どもの教育資金や老後を不安に思うのであれば
夫婦共働き
でいきましょう😊
③教育資金作り+老後資金作りの両建て対策
さてさて、ここまで理解して頂いたら後は具体的な対策ですね。
コレは当日、
【毎月10万円の年金を作る方法~保険の活用でこんなに違いが❗️】
という資料でお伝えしましたが、ブログでは事情により割愛します🙇♂️
銀行預金だけではお金が増えない時代なので、新しいお金の運用方法や対策を知る事が大事です。
また、子どもへの教育資金でお金を使い果たし自分達の老後対策が何もできずに50台を迎えるケースも多々あります。
【学資保険+年金保険】
この両建て対策ができればバッチリですね👍
もし知りたい方は西垣にメッセージを下さい。
わかりやすくお伝えしますよ😊
以上です。
最後に参加者から河尻さんへのプレゼントとして感想カードを書いて頂きました。
これからも毎月テーマを変えて、楽しくお金の勉強会を開催していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
⑧ライフプランニング勉強部:部長:西垣 直人
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