【💴⑧LP部:活動報告】将来設計編:社会保険制度を0から学ぼう❗️
【開催日】
2019年1月
⑧ライフプランニング勉強部:部長の西垣です😊
今回は2019年1発目のテーマ❗️
将来設計編という事で、
⭐︎社会保険制度を0から学ぼう❗️⭐︎
を開催しました。
『一生涯安心して生活する為の将来設計に必要な知識は何でしょうか??』
その一つが、”社会保険制度”です。
【年金保険制度・健康保険制度・雇用保険制度】
などなど。
この社会保険制度において、
『どんな時にいくらもらえるの??』
という事を0から勉強していきました。
1️⃣そもそも社会保険制度って何??〜誕生から歴史的背景を知る〜
『社会保険制度とは、どんな歴史で何の為に誕生したのでしょうか??』
そもそも為政者が困窮する民を救うという行為は、古今東西、太古の昔から行われてきました。
日本でも正倉院に残された古文書の中に、
6世紀、飢饉に苦しむ老人や寡婦、障害者なのに朝廷が食料を配ったという詳細な記録があります。
その社会保障制度の中でも中心的な仕組みである社会保険制度は、
【19世紀ドイツの政治家:ビスマルク】
が作ったと言われています。
社会保険の原型はギルドという互助制度であり、弟子がマイスター(師匠)の老後の面倒を見る事を繰り返してきた制度との事です。
その後日本で社会保険制度ができたのは第二次世界大戦後の1961年。
【国民皆保険・皆年金制度】
ができ、社会保険が機能するようになりました。
その目的は、
【民生の安定】
です。
民生の安定とは、
【国民の生活・生計の安定を守る】
という事で人々が生活に困る事なく安心して生活できるようにするという意味です。
当時の経済発展もしていない日本でこの制度ができたのは凄い事で、
✨奇跡の制度✨
とも言われています。
こんな歴史で社会保険制度が出来たというのは、知っておくと現代の社会保険制度の見方も変わるかもしれませんね😊
また、社会保障制度を理解する為に大切な事は、
【救貧】と【防貧】という言葉です。
【救貧】というのは前述した古くからあった【公助】の制度であり、生活保護制度がコレにあたります。
上述したように、古くからの歴史で国が困窮する国民を助ける制度ですね。
【防貧】というのは近代化された現代で生まれた【共助】の制度であり、医療保険・介護保険・年金保険・雇用保険がコレにあたります。
救貧される人をなるべく少なくするように予めセーフティネットを張っておく事です。
大事な事は、
【一人一人の自立を尊重する】
という事です。
それぞれの自立をお互いに助け合って実現する事で、全体としては小さいリスクで人々の自立を確保・実現しようとするものです。
要は、自立できている人達でお金を出し合ってプールして、リスクに遭遇した人に分配するという
【助け合いの仕組み】
ですね。
【救貧(公助)・防貧(共助)】
を理解すると、更に現代の社会保険制度の意味がわかると思います😊
ご興味のある方は⬇︎の本を読んでみて下さい。
<出所:教養としての社会保障>
2️⃣年金保険制度・健康保険制度・雇用保険制度でもらえる権利を知る
さてさて、そんな現代の社会保険制度ではどんな時にお金がもらえるのかを確認しました。
皆さんはどれだけ知っていますか??
①健康保険の給付内容
②年金保険の給付内容
③労災保険の給付内容
④雇用保険の給付内容
今回はちょうど参加者で社会保険労務士事務所で働いている方がいて、実際の現場ではどんな給付請求がされているのかも情報共有できました。
知らない内に権利を逃して、もらえるはずのお金がもらえないケースもありそうですね。
社会保険料を払って義務は果たしているので、
きちんとこういうお金が貰える権利をきちんと知る事は大事だなぁと感じました😊
3️⃣あなたがもらえる年金はいくら??〜老齢年金額の無料分析〜
最後に、年金保険制度の説明とあなたがもらえる老齢年金額について分析をしました😊
1965年の大卒初任給は【2万円】だったんですねー。⬇︎
今時、3世代で一緒に住む家庭は減ってきましたよねー。
ざっくり国民年金の方と厚生年金の方の違いがわかります。
この【賦課方式】という制度が✨奇跡の制度✨と言われる所以です。
年金保険制度はこの先【100年】まで財政均衡を図る仕組みが考えられているんですね。
現在でも国庫負担が無ければ赤字の財政なんですね。
<出所:厚生労働省:公的年金制度の概要>
こんな感じで、公的年金保険制度について0から説明しました😊
また、会社の無料ツールを使って分析し参加者それぞれに
【あなたがもらえる年金額と老後に必要な貯蓄額は??】
の資料をプレゼント🎁
『そもそも、自分はいくらの年金がもらえるの??』
厚生年金保険制度は年収によって31段階に分かれています。
毎年4月・5月・6月の給与を平均した金額で社会保険料は算出されます。
ちなみにお給料明細で引かれている厚生年金保険料で上記の表と照らし合わせると、あなたのランクがわかりますよ👍
参加者の年収等を事前にヒアリングしていたので分析・説明をして、それぞれの受給額と老後に必要な貯蓄額を知ってもらいました。
もちろん将来的にこの制度はどうなるかわからないですが、今の時点でどんな権利があるのかを知っておく事は大切かなと思います。
ちなみに僕は現在35歳ですが、老齢年金は
【75歳から満額支給】
だと予想して将来設計を考えています。
理由は、元々は1961年にできたこの制度は
【老後10年】
くらい安心して生活できる為のものです。
(1965年の平均寿命は男性で65歳ですからね。)
現在では男性の平均寿命は82歳、これからも伸びる事が予想されています。
【85歳で死ぬとしたら、75歳から年金支給開始】
このくらいの感覚でいた方が適正なのではと、個人的には思います😊
もちろん、自分が望む年齢で退職したいならそれまでにしっかりお金を貯めておけばいい訳です。
その辺の将来設計は今後、人それぞれになってくるんじゃないかなーと思います。
皆さんのそれぞれの人生がそれぞれの望む形になるよう、きちんとした分析てやるべき事をしっかりと伝える事が大事。
それぞれの自立して安心できる生活がサポート出来るように、しっかり仕事をしていきたいなと思いました😊
以上です。
長文となりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
💴⑧ライフプランニング勉強部部長:西垣 直人
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