【第20回⑧LP部:活動報告】子どもの教育方法と学費の貯め方について
【開催日】
2017年9月
⑧ライフプランニング勉強部:部長の西垣です。^ ^
今回は、ゲストに昨年にもご好評を頂いた現役大学生のお子様を2人持つ<河尻 香代子 さん>にご協力頂き、
『子どもの教育方法と学費の貯め方ってどうすればいいの??』
という事を学び合いました。
⭐️前半:既婚者ゲストのお話を聞く (河尻 香代子 さん)
ゲストの河尻さんです。^ ^
現在はお二人のお子様は大学在学中で、ご自身はマイクロアルジェコーポレーション株式会社 研究所にて、藻の研究補佐員をされています。
1️⃣お稽古事は何をさせた??
小さい頃からたくさんお稽古事をさせたとの事です。(⬇︎一覧)
それぞれに意味がありますが、特にポイントは⬇︎の3点です。
①英語
4才から英語の教育をさせていたとの事です。
大学受験には英語は必須❗️
ただ、受験の為に必要なだけではなく
【日本の英語教育はレベルが低い❗️】という想いがあったからとの事です。
(参加者の国際弁護士の先生も大きくうなづいていました。)
その為にやった事は、【海外に行かせる】という事。
中学生の時にはニュージーランドに留学をさせたところ
『英語が話せないとこんなにも伝わらなく大変なのか⁉️』というショックを経験して帰ってきたそうです。
【なぜその勉強が必要なのかを実際に体験させる】
という事が大切なんですね。^ ^
②漢字検定(漢検)
小さい時から漢検を受けさせて、試験はゲーム感覚だという事を体験させたそうです。
(漢検は10級からあり、小さい頃からチャレンジする事ができます。)
【試験はクリアできるかどうかのゲームと同じ❗️】
これが後々、受験の際のタフな精神力を養う役に立ったと言います。
③良書
良書と思う本を色々選んできて買い、自由に選ばせて好きな本を読んでいたそうです。
特にオススメと言っていたのは、
【声に出して読みたい日本語 (著者:斎藤 孝) 】
息子さんは東京に持っていって今でも読んでいるそうです。^ ^
本人も『もっと読書をすれば良かった。』と言っているそうで、良書に触れさせる事が大切ですね。
2️⃣周りとの関係について
『子供はみんなと仲良くできなくても大丈夫。良い友達が1人〜2人いれば十分❗️』
と河尻さんは言ってました。
また親も他の家庭の教育がどうとかは一切気にせず、
【うちの教育方針はこうだから。】というブレない軸を持つ事も大切との事。
色んな教育方法があり周りのママ友さんとも情報交換する事も多いと思いますが、それに流されるのではなくきちんとした親の教育方針を持つ事が大切ですね。^ ^
3️⃣家庭環境について
『家庭は陰気な環境ではなく、常に気分良くプラス思考でいられる環境を作る事が大切❗️』
その為には、まずは親から。
【何でも面白がる環境作りが大切】
親がイキイキ何かにチャレンジする事が大切だと言っていました。
子は親の背中を見て育つと言いますが、
子どもの事ばかりではなく、親自身がどんな背中を見せるるのかが大切なんだなぁと思いました。^ ^
その他、質問にも河尻さんは丁寧に答えて下さり参加者と楽しく意見交換もできました✨
最後に、事前に聞いた息子さんからの言葉。
『情報は与えて欲しいが口は出さないで欲しい。』
子どもの人生は子どもが決める。
親はその為に情報提供をするのは有益ですが、子ども扱いをしてはいけませんね。^ ^
その他、大切だと思った河尻さんの言葉です。
・学歴は大切だと思うが学校はどうでもいい。
・子どもにどうなりたいかを考えさせる事
・世の中にはどんな仕事があっていくら稼げるのかを子どもが知る事
・ユニークな大人と子どもが関わる機会を作る事
・しっかり稼げる仕事に就ければ大学は中退しても良い。
子どもが社会に出てしっかり自立できるように、教育方法は大切にしていきたいですね。^ ^
⭐️後半:子どもの教育費で知っておくべき情報・対策を知る (西垣 直人)
後半では実際にかかる学費とその積立方法について情報提供をしました。
1️⃣お子さん誕生〜大学卒業まで、一般的にいくらかかる??
データ集からの数値では一般的に⬇︎のお金がかかり、公立・私立で大きな差が出ます。
<文部科学省「子供の学習費調査」(平成26年度)より>
【幼稚園(3年)】
・公立:666,792円
・私立:1,494,024円
【小学校(6年)】
・公立:1,930,248円
・私立:9,214,734円
【中学校(3年)】
・公立:1,445,523円
・私立:4,015,869円
【高校(3年)】
・公立:1,229,937円
・私立:2,985,885円
【大学(4年)】
・国立(自宅):549万円
・国立(下宿):846万円
・私立文系(自宅):704万円
・私立文系(下宿):984万円
・私立理系(自宅):837万円
・私立理系(下宿):1,117万円
・オール公立(大学は国立:自宅)の場合:約1,076万円
・オール私立(大学は私立理系:下宿)の場合:約2,888万円
学校の学費だけでこれだけのお金がかかり、更にお稽古事や塾代も入れると
【2,000万円~3,000万円】はかかるのが一般的です。
もちろんお金がかかるのもありますが、ビックリだったのが
【大学生の奨学金の利用状況が約50%】という事❗️
『子どもが社会人になる時に借金を背負わせたくない。』
という方はしっかり学資保険等で積立対策をしていく必要があります。
2️⃣子どもが生まれてから大切なライフプランニングの考え方。
学資保険も大切ですが、逆に
『学資保険だけやっとけば大丈夫❗️』という方もよく見かけます。
子どもが社会人になった後は何が待ってますか??
【老後】ですね。
特に子どもが生まれた時の親の年齢が高いと、子どもの独立時と退職がほぼ同時期になるケースも多いです。
(例:35歳でお子様誕生➡︎57歳でお子様独立➡︎60歳退職)
『どこで年金対策をするのでしょうか??』
子どもが社会人になった時に自分の将来設計が何も対策されていないケースがよくあります。
コレではその後に介護が必要になったりすると子どもに負担をかけてしまう事も十分考えられますね💧
3️⃣対策
具体的にはブログでは書けないのですが、結論だけ伝えると
【学費➕老後対策ができる保険設計】
【学資保険➕年金保険】
コレがベストです。
逆算して考えると、
『20代~30代できちんと年金保険に入っていたか??』
という事が大切になってきます。
学費を優先したい場合、最悪年金保険の一部を学費に回す事もでき年金保険が大きな武器になります。^ ^
何より、
【若いうちからの計画的な保険設計】
これが大切ですね。^ ^
もしお悩みの方は部長:FP西垣までお気軽にご相談下さい。^ ^
https://www.facebook.com/nishigaki.naoto
以上です。
最後に参加者で集合写真。
また楽しくお金の勉強会を開催していきます。^ ^
最後までお読み頂きありがとうございました。
⑧ライフプランニング勉強部:部長:西垣 直人
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