中国茶部よりお茶の紹介~雲南生プーアル茶~

こんにちは。中国茶部の清水です。

1月に吹上の「茶心居」さんで開かれたイベントにて、雲南生プーアル茶を作ってきました。

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プーアル茶というと、「黒茶」というくらい、炭のように真っ黒な茶液とスモーキーな風味が特徴のお茶ですが、
これはまだまだできたてで、熟成が進んでいないため薄い黄色の茶液です。
フリスビー状に圧縮したお茶を、飲む分だけほぐして使います。

 

プーアル茶には製法が2種類あり、コウジカビをつけて発酵させる「熟茶」と、
放っておいて勝手に発酵させる「生茶」があります。

元々生茶の製法しかなくて、発酵させるのに20年近くかかっていたのですが、
1970年代にコウジカビをつける「熟茶」製法が確立し、発酵期間を短縮できるようになりました。

現在出回っているものの多くは「熟茶」であり、生茶はとても貴重です。
好奇心で、「私の生まれ年の生茶ってないかな?」と調べたら、
オークションで1枚300gが50万円の値がついていました。 ^^;
人間である私は、そこまでの価値が出ているのでしょうか(笑)

 

今回作った生茶の場合、茶葉はいわゆる「中国緑茶」の状態なので、
豆のような香りがありますが、ほのかにプーアル茶の気配を感じます。

これから10年20年熟成させていくと、どんどん味も香りも変化していきます。(予定)
味の変化を楽しむのも、長期熟成の醍醐味です。

このお茶は、2/25に行います、子育て相談部のイベント「ママの働き方を考える スイーツ女子会」に持っていきます。
このお茶がおいしくなるころ、マルハチ2世たちはどんなふうに育っているかな?
カビさせたり、無くしたりしないようにしないと!

すてきなイベントを企画してくれた「彩雲」様「茶心居」様、本当にありがとうございました。

 

☆ 雲南茶専門店 彩雲☆
今回のイベントの講師。
世界一周する予定が、雲南に魅了されてそのまま2年間滞在されたそうです。
https://www.facebook.com/saiyunnan/
http://www.saiyunnan.com/
近日ネットショップオープン予定。
それまでは、Facebookメッセンジャーで注文を受け取ります。

☆ 中国茶専門店 茶心居 ☆
イベントの場所。
店主の坪内さん、妙に手馴れているな~と思っていたら、
「自分で何度か作ったことあるんですよ。」って。
原書も読めるし、本当に何でも知ってるんだな……
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