第32回⑧会【行動する防災 ~助けられる人から助ける人になろう!!~ 】

【開催日】

2014年3月

【テーマ】
行動する防災
~助けられる人から助ける人になろう!!~

【プレゼンター】

吉武 穂高 (ほっくん)

勝本 雄貴 (かっちゃん)

 

<2011年3月11日:東日本大震災>から3年が経ちますが、
【防災の知識・準備】は大丈夫なのだろうか??

 

当時を思い出すと怖い記憶が思い出されますが、
『もし東海地区で大地震が起こったら…。』
と思うと何も知識が無く、準備がなされていないのが現状です。

ちなみに、
【東海地震が起こる確率は2042年(約30年後)までに88%】

らしいです。

という事で、

【吉武 穂高(ほっくん)】
元消防士:現在は<防災王>として防災の普及活動等で独立活動中。

【勝本 雄貴(かっちゃん)】
公務員:仕事で防災に関わる。有事の際は、職員=災害対策要員。その宿命のなか、どうあるべきか模索中。

防災のプロである2人のマルハチメンバーにプレゼンを依頼しました。^ ^

 

【第1部】吉武 穂高(ほっくん)
・プレゼン
①災害の基礎知識
『もし今大地震が起こったら人はどうするか??』
②人間の行動心理学について
応急手当の必要性を理解し、実施でき、教えられるようになる。
③事例紹介(東日本大震災の例)
④助けられる人から助ける人になろう!!

・体験:身近なものをつかっての応急手当方法
<出血・骨折の応急手当>
止血・固定・被覆方法。
(三角巾・ビニール袋・ネクタイ・タオル・ガーゼ・雑誌など)

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実際に止血の応急手当てを体験している様子です。

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骨折した場合の応急手当て。さすが元消防士です。🚑

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【第2部】勝本 雄貴(かっちゃん)
・プレゼン
①災害クイズ→解説:災害のイメージ
②避難方法→解説:避難所シミュレーション
③避難所マップ:自分が住んでいる地域の避難所を学びます。
④非常持出品等→各項目にチェック→解説

・行動
防災用品の紹介→購入のサポート

 

第2部プレゼンターのかっちゃんです。

公務員の立場から、災害時に必要な情報を教えてもらいました。

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終わった後の集合写真。

コレでみんな災害に負けない人になりました。^ ^

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【アンケートより】 一部を抜粋します
●第1部
プレゼンター:ほっくん(災害の知識、救急処置ついて等)
・正常化の偏見というのはその通りで、有事の際を想定して
用意できるか不安に思った。
・「死なない防災」というキーワードがとても心に響いた。
骨折時の湖底の仕方、けが人の運び方がとても勉強になった。
・他人がケガをしているときに、
自分がどのような手助けができるのかを学ぶことができました。
・市について考えられないこと、備えようと思っても
行動に移せないのは自分が悪いわけではなかったということで
心が軽くなりました。
●第2部
プレゼンター:かっちゃん(防災マップ、防災グッズの紹介等)
・避難所の実際の様子が分かってよかった。
・もう少しでプレゼンの方法を良くしなければと反省。
・やらなければならない事がまだまだやれていない事に気付きました。
・避難所が自主運営ということを知って
協調性が重視されることがわかった。
・自宅が避難所。ハザードマップで2番目や3番目の避難所を確認できた。

【主催者 所感】
今月も、皆さんありがとうございました。
あの震災から3年。
あの時の気持ちを忘れないため、
そしてあの経験から学んだことを生かせるようにするため、
今回マルハチ会では防災について取り上げることにしました。
いつもと違った感じのことテーマ。
…にも関わらず、プレゼンターをマルハチメンバーから
やってもらえたことが嬉しい!!
ほっくん、かっちゃん、ありがとうございました。
アンケートにもありましたが、
ほっくんの「死なない防災」というのが印象的でした。
そして、かっちゃんの「避難所に行かなくても、
自宅の損壊がひどくなければ、自宅を避難所にすればいい」
というのは初めて知った知識でした。

ほっくんのコーナーでは、
実際に手当の実践をしてみたり、
かっちゃんは、参加者の住んでいる
エリアの防災マップを用意してくれました。

参加して頂いた方からも「こんな場合は?」など
具体的なシーンの質問も出たりして、
本当に勉強になりました!
起こって欲しくはないけれど、
絶対起きないとは言い切れない震災。
だからこそ、常に備えておきたいし、
知識も持っておくべきだと思います。
今回参加はできなかったけれど、
実は不安なことがあるって方は、
ぜひ今回のプレゼンターのほっくんやかっちゃんに
聞いてみてくださいね★