✏️講演会編【🐝マルハチ会8周年記念イベント】海老原 嗣生 氏:講演会
【開催日】
2019年7月
マルハチ会:代表の西垣です😊
今回の企画は、2011年7月からスタートしたマルハチ会の8周年記念イベント❗️
講師に、雇用ジャーナリスト、キャリアとマネジメントのカリスマ
<海老原 嗣生 氏>をお招きして100名規模の講演会イベントを開催しました。
✏️テーマ
キャリアとマネジメントのカリスマが速習指導
~思考の壁を取り除くための5つの作法~
マルハチ会を8年運営してきた僕も、久しぶりに本気を出し切ったイベントになりました。
(慣れない司会で緊張する僕。笑)
⭐︎開催の背景
『これから40代を見据える中で、このままでいいのだろうか??』
こんなモヤモヤを持っていた事がきっかけです。
同年代の友達は出世していったり経営者になったり、自分が何か置いていかれているような感覚がありました。
マルハチ会を始めた8年前は僕も26歳くらいで同世代の友達との横並び。
そこから35歳を越えてくると、明らかに差が生まれている。
『このままじゃ、自分はまずいんじゃないだろうか??』
こんな事を思いキャリア理論を1から勉強したく、その分野のプロ中のプロである講師の海老原さんに相談したところ、以下のお言葉を頂く。
『キャリア理論とかスキルとかを今さら学んでも、だめだと思うよ。
なんで仕事ができないのか、という根本を直さないと。
それは、考えや行動の基本を変えること。
大多数の人が標準的にしてしまう見方・考え方では、大多数の人と同じに埋もれてしまうんだよね。
なので、その視点・視座をチューニングすると、けっこう、成果は出てくるもの。
基本、講義とワークで、飽きないで進められるものにしとくよ。』
こんなやりとりを経て、
マルハチメンバーから素晴らしいスタッフにも恵まれ、
海老原さんから開催までにも有難い教えをたくさん頂き、
一生忘れないイベントを開催しました😊
優秀な受付チームのマルハチスタッフ。
会場は約100名が🈵満員御礼😊
以下、簡単な内容です。
👬講師:海老原 嗣生 氏のご紹介
・雇用ジャーナリスト
・人材・経営誌『HRmics』編集長
・ニッチモ代表取締役
・リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ。
大手メーカーを経て、リクルート人材センター入社。
新規事業の企画・推進、人事制度設計等に携わる。
その後、リクルートワークス研究所にて人材マネジメント雑誌『Works』編集長に。
2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。
『エンゼルバンク――ドラゴン桜外伝』の主人公、海老沢康生のモデル。
一言で言うと、
【圧倒的な知識とプレゼン力を持つ、カリスマ雇用ジャーナリスト】
という印象の方。
雇用・キャリア理論・マネージメント理論・経済理論など、幅広くかつ深い知識で独自の鋭い視点を持つ方です。
こんな凄い方に教えて頂けるなんて、本当に有難い時間。
ちなみにキングダムが大好きで、僕も海老原さんから教えて頂き全巻読みました。
キングダムを読むと歴史的背景から色んなリーダー像がわかるので、とてもオススメだと仰っていました。
さて、内容です。
全部書くとえらい文量になりますので、僕の簡単な要約のみ
詳細を知りたい方は参加者の方で素晴らしいレポをFacebookで書いて下さった方がいるので、コチラをご覧下さい。
【素晴らしいレポ:第1弾】
※冒頭~宿題①
https://www.facebook.com/100009106559265/posts/2280650352248494?s=100002484746464&sfns=mo
【素晴らしいレポ:第2弾】
※宿題②~④
https://www.facebook.com/100009106559265/posts/2281358518844344?s=100002484746464&sfns=mo
【素晴らしいレポ:第3弾】
※宿題⑤~ラスト
https://www.facebook.com/100009106559265/posts/2284135375233325?s=100002484746464&sfns=mo
✏️内容
1️⃣後ろ向きと前向き
堀エモンさんと孫正義さんを比較して、テレビ局買収の事例でどんな違いがあるのかを学ぶ。
⬇︎
⭐︎結論
将来禁止される後ろ向きな事ではなく、今は禁止されているが5年後~10年後に許可される前向きなビジネスを考える。
2️⃣常識を疑う
JALの経営破綻を事例に、どのような常識をどう打ち破るのかを学ぶ。
⬇︎
⭐︎結論
もっともらしい理由を鵜呑みにせず、
幅広い知識をつけて常識・定説と矛盾する「事実」を発見し、
自分なりの仮説を立て、データと事例で裏付けを取り、自論を再構築する。
3️⃣-2(マイナス2)
アップルのiPadとソニーのWALKMAN、この2つの大ヒット製品に共通する勝因を学ぶ。
⬇︎
⭐︎結論
当たり前についている「機能」・現在の「最重要顧客」を捨てる覚悟を持つ。
<破壊的イノベーション>
技術的進歩は全くなく、むしろ機能的に劣るようなイノベーションが、将来的に市場を席巻していく。
<脱惰性の法則>
ついてて当たり前、やるのが当たり前、これはこうやる。
※ココを疑うと新しい世界が生まれる。
ちなみに、各テーマでグループディスカッションの時間を設けて下さったので、ただ聞くだけではなく参加者同士で活発な意見交換もしながら進めて頂きました。
ディスカッションが終わった後は、海老原さんが参加者に投げかける。
このやりとりも大変面白く、会場は笑いに包まれながらも頭フル回転で学べました。
📚ケンカ読法
多読を自慢する人、やたら受け売りする人はNO❗️
海老原さん流の本の読み方まで教えて頂けました。
※サービスコンテンツです。
⬇︎
⭐︎結論
多読はレクリエーション・良書探しの為に、その中で絶対為になる本を徹底的に読みこなす。
※読みこなす良書は【年に1冊】で十分。
<やり方>
読みながら徹底的にケチをつける。
見つけ出すケンカ(敵に向かう)
・そんなの実際に使えるか??
・そんな話、他にあるか??
・全体を通して矛盾はないか??
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読みこなすケンカ(助太刀する)
・メカニズムに落とす。
・補足する。
・自分の言葉にする。
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最後は【パワポ】にして人に話す。
4️⃣本当の強み
先行しているライバルのサイトを次々と飲み込んできたYahoo!は、なぜショッピングでは楽天に勝てないのか??
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⭐︎結論
「コアコンピタンス」が企業活動の原点
コアコンピタンス
コア・コンピタンス(Core competence)とは、ある企業の活動分野において
「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」
「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。
【コアコンピタンスの条件】
①他社と異なる。②容易に真似できない。③簡単に廃れない。
➡︎優位性の厳選
④反発しない方向へなら徐々へ変えられる。⑤今の事業だけではなく、他への転用もできる。
➡︎拡張性の厳選
5️⃣衣替え
回転寿司業界が2007年頃、成長が鈍化していた。ところがリーマンショックのあった2008年以降、再度順調に業績は伸び始めます。どのような変革があったのか??
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⭐︎結論
「手が届く寿司屋」から、寿司屋型「ファミレス」へ
※美味しけりゃなんでもいいじゃん。(寿司以外の商品開発)
※楽しけりゃなんでもいいじゃん。(新幹線型レーン・ゲーム的アイデア)
さて、ココまでが
【思考の壁を取り払う5つの基本】
の内容です。
海老原さん曰く、この5つはそこそこ出来る方向けのお話。
最後にお話して下さったのは、今はイマイチだけどコレからそこそこ出来るようになりたい方へ。
海老原さんから最後のコンテンツ。
7️⃣あなたの体に根付く「本当に大切な力」
こんな問題が出され、テーブルでディスカッション。
⬇︎
⭐︎結論
自分の目指すOSを鍛え、なんとかする力を養い、正しい工夫をし、複々線の仕事を任されるようになる事。
<例>オリックス
①部長 ②重宝人物 ③転職 ④独立
➡︎社内・社外いずれにしても、OS(共通の社会人力)を鍛える事が必要。
【OSの構成要素】
・稼ぐ力:組織と関係なく生きる。(売る力) ※独立・自営系
・牽引するの力:組織の上に立つ。(リーダーシップ) ※経営系
・なんとかする力:組織の中で生きる。(無茶ぶられ力) ※組織内
➡︎あなたは目指す方向のOSを持っているか?
【「なんとかする力」の構成要素>】
なんとかする力とは、無茶ぶりを受け止める力。
・諦めない力:度胸・忍耐・継続・熱意
・丸投げされる力:道筋を作る力・情報収集力・情報咀嚼力
➡︎何も先が見えない状態から、情報を集め、正しい判断をして、道筋を作っていく事が大事。
【判断して道筋を作る力のレベル=単線・複線・複々線】
・単線:言われた事をするだけ。(判断・加工はない。)
・複線:あなたの判断や介入て結果が大きく変わる。(自分で考えて作る。)
・複々線:多くの人やモノを同時に動かす。
【正しい工夫(判断)】
・効率化:早くする。失敗を減らす。
・付加価値:周囲の事も考える。
➡︎判断が正しいと評価を得る。
➡︎難易度の高い仕事を任される。(判断が連続する仕事)
➡︎次第に指示が減っていく。(丸投げ)
内容は以上です。
最後に、セミナー中の様子の写真を載せておきます。
参加者の方々も前のめりで意見も活発❗️
海老原さんから学ぼうという意識が高く、素敵な学びの時間になって運営者として最高に嬉しいです
素晴らしいプレゼンをして頂いた講師の海老原さん、
参加して下さった皆さん、
スタッフのマルハチメンバー、
本当にありがとうございました。
さて、この後は懇親会の内容になりますがさすがに今回はココまで。
長文となりましたが、お読みいただいた方誠にありがとうございました。
つづく。
マルハチ会:代表 西垣 直人
マルハチ会にご興味のある方は、⬇︎Facebookグループページより参加リクエストを。
https://www.facebook.com/groups/194983407248443/
海老原嗣生さんから名古屋で学びたいという方は、⬇︎Facebookグループページより参加リクエストを。